弊社では基本的に設計・施工一貫で仕事を
お引き受けさせていただいております。

弊社の仕事の最大の特徴は、図面を描いた
設計者本人が竣工までのすべてのプロセスに全責任を持つ、
というところにあります。

経験の浅い現場監督などではなく、設計者がほぼ毎日、
現場に出向いて全工程をしっかりと見届け、
的確な指示を出し、厳しいチェックを現場で行っています。
そうすることで、図面だけでは解かりづらい設計意図が
正確に現場に伝わり、反映されます。そして他の誰でもない、
設計者自身のチェックによってこそ、実際に精度の高い
「製品」としての建築がつくられ、デザイン的にも優れた
建築の創造が可能になると考えているからです。

設計・施工の分離発注による現場チェック機能と
その有効性を重んじる傾向は依然として強く存在します。
しかしそこでは、たまに外部から来る設計者が数週間ぶりに、
現場を覗くわけですから、現場のすべてを理解し、
コントロールすることはとても困難だといわざるを得ません。
現実的には不可能でしょう。

非効率で大変な作業ですが、
　「良いものをつくるためには、
　　　　　　　　設計者自身が全責任を負うのが最良である」
という思想に基づき、弊社では設計者がすべてを
コントロールするシステムを採用しているのです。

用・強・美（機能性・耐震性・住む喜び）を備えた
建築を実現させるため、夢をかたちにするために、
全力で作業に当たります。